いつもネミーマガジンをご覧いただきありがとうございます。
今回は、 Industry DX 事業本部 副事業本部長の土田浩史が担当させて頂きます。
元銀行員で52歳。昨年に銀行を退職後、自分の夢を目指し「思う存分仕事がしたい」と思い、ネミーに転職、営業推進やマーケティングの担当をしております。
私は「いつも楽しそうでいいですね」と言われることが多いのですが、初めての方に会ったり、新しいことに取り組むのが性に合っているようです。転校が多かったこともあると思います。小学校で四回、中学校で二回転校してますが、そのたびにワクワクしていました。
あと、そうですね、大学の入学式の後でしたか「実のなる木を書いてください」という心理テストで「リンゴやみかん、サクランボなどたくさん実っている大きな接ぎ木」を書いたんです。医師の方から「こんなの初めて見たよ」と驚かれたことがあります。
後で調べてみたら「現実的ではない夢」を持っているという診断らしいです。結局、就職はお堅い銀行でしたが。
高校時代に人生の転機になった出会いがあります。
当時は親から離れて生活してまして、バイトやって遊んで勉強はからっきしでした。高校三年の9月、文化祭のフィナーレの時に「北海道一周しよう!」と思い立ち、夜中、誰にも言わず自転車でソロツーリングに出発。携帯電話もない時代ですし、高校では行方不明状態ですよね。9日間でお金が尽きて北海道半周で断念し札幌に戻るんですが、その時に出会いがありました。
同じく自転車のソロツーリングをしていた大学生の方から「うちの大学は月5千円の寮があるし、独特の採点方法だから理系なら簡単に受かるよ」と言われ、「俺しか知らない情報だ。数学なら大丈夫。東京でテレビドラマのような生活が出来るんだ」ともうワクワクいっぱいでした。多分、帰ってから猛勉強を始めたと思います(その頃の記憶がほとんどないのです)。
気が付いたら学年300番台とかの成績から3カ月間でトップクラスになっていて、大家さんに解約通知出して退路を断って、その一校だけ受験し合格したんです。さすがに、いまでは危ういことしてたなと思います。
その後も、「掴んだ情報に納得し、不安なくなったら、出来るとしか思えない”!」、そう考えるようになったきっかけだったと思います(まあ、乗せられやすいんですかね)。
今も、実際に体現している方の話を聞いて、行動する、これをすごく大切にしています。
こんな性格なので「新規営業」が好きです。大学3年生の頃は大手企業の人事部の方宛の広告営業をバリバリやってました。
多分、そのころからですが「一年生になったら、友達100人できるかな」と口ずさみながら営業してました(=これ本当です。周りからみたら変ですよね?)。
そんな私ですが、社会人になったときには、何回もスランプがありました。
例えば、あるとき「自分の名前」が言えなくなったことがあります。営業の「あるある」らしいですが。数か月間だと思います。仕方なく電話では「土田」ではなく「土屋」と発音してました。名刺交換の時にも「あれっ?」という反応です。
「汗」が止まらない状況が続いたのもこのころでした。
そんななか、入社10年目に上場企業中心の新規営業部門へ異動となりました。
一番楽しかったころです。私は初面談からアポイントを頂いて提案するスタイルでした。
某上場食品メーカーの社長の方にプレゼンしたところ、その場で「何の取引から始めたらいいのかな?」と言われたことがあります。
後で伺ったのですが「社長である自分に直接新規アポイント入れてくる、それもクリスマスイブの夕方の時間指定。どんな奴だろうと思っていた。会ってみたら、まさに考えていた戦略に必要な内容。資料を見た時から取引しようと思った」とのことでした。
そういった経験から、相手の皆様のお役に立てることを考え、理想と現実のギャップをお伺いし「宿題」を頂けること。出会いの機会を頂けることが嬉しく厳しいお言葉にも感謝してます。
プライベートではフライフィッシングをするのですが、まずは魚が何を捕食していて、どういう動きなのか観察します。で、その場面にあった自作のフライを流し込む。。。「提案営業」も似たイメージでしょうか。相手を興味を持って知ることと事前準備が大切と実感してます。
「新しい人に出会って、相談を受けて提案する」。そういったことを60代、70代を過ぎても続けていきたいと思ってます。
「一年生になったら友達100人できるかな」をずっと続けているおじさんです。
リアルで会った時は「一期一会」の気持ちでお話したいので、ぜひお話しさせて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。