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今回は 生産ユニット の 山本 が担当させていただきます。
皆さんは、「寝たら忘れる」タイプでしょうか。
私は、寝たら忘れることができます。
昔からそうだったわけではありません。
20代や30代前半くらいまでは、考えすぎるタイプでした。
「考えすぎる」にも体力が必要なのか、
年齢を重ねるにしたがって、クヨクヨ考えこまずに
いられるようになりました。
もちろん、年齢のお陰だけではなく、
「考え(すぎ)ないようにする」ように
自分をもっていったことも影響しています。
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以前勤めていた会社の社長のこと。
昔の職人気質が強い方で、
とても厳しくしごかれました。
その社長、普段は笑っているのですが、
私が仕事上でヘマをやらかして、
それが従業員やお客様に危険が及ぶようなことだと、
身が震えるような雷が落とされました。
その半面、とても面倒見がよく、
周囲からは慕われていました。
社長曰く、「口じゃなく、行動で示せ」とのこと。
口数は少なくても、必ず身をもってその心遣いを示してくれました。
随分昔の話です。
1週間くらい、ほぼ寝ずに出張仕事をしていたときがありました。
その出張も今日で終わり、明日は寝たい!というときに、
「明日会社へ出社するように」との連絡が専務からありました。
1週間ほぼ徹夜していたので、
正直なところ「寝かせて欲しい…」と思っていました。
そこで社長から連絡がありました。
「明日は休め」
「え?いいんですか?明日出社しろと…」
「いいから休め」
翌々日出社すると、
実は社長は専務を説き伏せて、
私を休ませてくれていたことが分かりました。
もちろん、社長からこれみよがしなことは一切言われませんでした。
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その社長の背中から学んだことは、
「あれこれ言葉を重ねるよりは、
まずは行動しよう」というもの。
考えすぎないようになれたのは、
このおかげかもしれません。
寝たら忘れられるようになったこと
「まずは何も考えず行動してみる」という習慣
この2つは、私の財産だと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。