いつもネミーマガジンをご覧いただきありがとうございます。
今回は スマートミライユニット の 中島 が担当させていただきます。
私には大事なひとがいます。
稲盛和夫さんと言います。
赤字続きだった日本航空（JAL）の会長に就任し、
わずか３年足らずで再上場させた、すばらしい経営者です。
素晴らしい経営者であると共に、その人生哲学によって
多くの人を魅了してやまない方です。
稲盛さんの著書「生き方」を大学１年生のときに読み、
大きく感銘を受けて、今もなお自分の人生の根幹をなす人だと
尊敬しております。
なぜ、いち女子大生が稲盛さんの著書を手に取ったか。
私は、小さいころから飛行機が大好きだったのです。
あんなに大きくて重いのに、なぜ空を飛べるんでしょうか。
その仕組みを子供向けの飛行機教室で簡単に説明され、
それから飛行機というものに魅力を感じるようになりました。
ある日、父の蔵書である「生き方」が目に入り、
JALという飛行機の会社を再生させた経営者として興味を持ち、
読み始めたところ！
……ページをめくる手が止まりませんでした。
本の中でも、とくに自分に言い聞かせていること。
それは、次の４項目を実践することです。
・思いやりをもつ
・感謝する
・欲張らない
・嘘をつかない
これこそが、先ほど書きました、
私の「人生の根幹」となる教えです。
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以前、私はブライダル関係の接客の仕事をしていました。
お客様にお渡しするブライダルリングの納期を
間違えてしまったことがありました。
結果的には納期までにお渡しすることはできたのですが、
その間お客様を不安にさせてしまったことに大きく落ち込みました。
そんなとき、「生き方」を読み返し、
どんな行動をすれば良いかと考えました。
色々と言い訳が思い浮かんできましたが、
「嘘を言ってはいけない」「欲張って言い訳をしてはいけない」
「まずは感謝と思いやり」と自分に言い聞かせました。
そう考えて、私がとった行動は、
「お客様へのお詫びと共に、自分たちを選んでいただいたことに対する感謝を
自筆の手紙にしたためて、お客様へお送りする」ことでした。
後日、お客様から返信をいただきました。
「素直な気持ちでまっすぐ向き合ってくれて嬉しい」
との内容でした。
そのお客様とは、今でも連絡を取り合う仲になりました。
稲盛さんの「生き方」のお陰で、良いつながりを
保つことができました。
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人生の根幹となる４つの教えは、
どれもシンプルで当たり前のものです。
しかし、だからこそ、忘れてしまいがちではないかと思います。
これからも４つの教えを大事にして、
信頼されるような人になっていきたいと思います。
そのために、「生き方」の電子書籍を購入し、
ことあるごとに読み返してはアンダーラインを引いたり
しています。
もう、「本」ではなく肌身離さない「お守り」と化しています。
※こちらをお読みの方、どうぞひかないでください（笑）
私にはまだまだこれから色々な壁があると思いますが、
自分なりに今までやってこれたのは稲盛さんのお陰です。
万が一お会いすることができたら、
最大限の「感謝」をお伝えしたいと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。