積算

お客様から図面資料を預かり見積を行います。
見積手法としては、2～3社程の協力会社へ見積を依頼し、過去に類似形状で見積実績がある場合には、その時の価格を基に協力会社へ希望価格を提示し依頼を行います。
各社からの見積取得後、価格の精査、積算、価格交渉を行い、お客様へ見積回答を行います。

さまざまなお客様より、色々な製作方法の図面をいただくのでその図面を確認し、その製品がどのような材料、形状、加工、精度等なのかを把握する必要があります。その際に、もちろん不明点が多々出てくるのですが、その不明点を自身で調べ、理解できた時、加えてその理解できた情報を用いて協力会社へ確認や交渉を行えた際に達成感を味わえます。
また、見積価格を理論的に分析し、価格低減が可能な部分、不明確な点を見つけその点に関して再度協力会社へ価格交渉を行い、原価低減ができた際にも達成感を味わえます。

価格低減がこれ以上難しいと考えていた案件において、別の角度から考え直した際に、協力会社様から提示された見積を見直すことで価格低減が行えた案件が印象に残っています。
また短納期案件を希望納期にて調整・対応できた際も印象に残っています。

より多くの知識や経験を身に着け、各お客様からいただく様々な見積案件の図面を内容を理解し、どの協力会社へ依頼するのが最適なのかを迅速に判断すること。
加えて、お客様への見積回答を現状依頼日から3日以内としている所を徐々に短くしていくことを目標にしております。
また回答した見積内容に関して、お客様より価格等での要望があった際にお客様の希望が実現できるよう対応することを目標としています。

仕事をする上で様々な問題点、課題が出てきます。私としては、その問題点、課題に対して、いかに自分が対応するかによって自分自身の価値が見いだせると思っております。
自身の将来像が定まっているのであれば、それに向かって目標を立てて進めばよいのですが、もし将来像が定まっていないのであれば、まずは目の前の問題点、課題を一つずつ考え、また自分の興味がある点はより深く考え、対応することから始めてみてください。
たとえ、結果として解決できなかったとしても、別の問題点、課題が出てきた際に、役立つ部分が必ず出てきます。あきらめずに一歩ずつ考えていくところから始めてみてください。